ヌーヴェル・ヴァーグ独特の世界観は今もなお色褪せることはない。“ワタシ”というフィルターを通した試写会&Cinemaレヴュー

プロフィール

sandsachi

Author:sandsachi
新聞社でお仕事。

試写会を中心に
Cinemaレヴューを更新。

ゴダールの映画
“気狂いピエロ”の
アンナ・カリーナ。

フランソワ・トリュフォーの
落とし子と言われる
ジャン=ピエール・レオ。

ヌーヴェル・ヴァーグな
世界に恋い焦がれ。。





にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- --:-- 】

スポンサー広告  |

マリリン7日間の恋

赤ちゃんみたいな澄んだ瞳
何からも縛られない奔放さ

湖から飛びたった白鳥は
まぶしい光の裏側に
孤独という鎖をつけたまま。。

main2_large.jpg

トーキョー女子映画部
部活動に参加してきました。


映画『マリリン7日間の恋』を
ラグジュアリーな空間で鑑賞

p20120708-015004.jpg


マリリン・モンローは
誰もが知っている大女優。

セクシーなボディに
ブロンドの髪。
全世界の憧れの的である彼女は
誰もが羨む女性ですよね。


マリリン・モンローについて
いろいろな伝説がありますが、
無敵の微笑みには

純粋・無邪気・天性
そして、不幸。。

という言葉が似合うかもしれない、、


sub2_large4.jpg


大女優マリリン・モンローと下っ端で第3番目の助監督
コリン・クラーク(1932-2002)の身分違いな恋。

コリンは実在した人物で(後にドキュメンタリーの監督となる)
映画のストーリーは、コリンが亡くなる前に発表された
『The prince, the Showgirl, and Me』、
『My Week with Marilyn』の回顧録2冊からの実話がもとに。
(小声で、、)
ずっと内緒にしてきたのに、自分の死期が迫り、
どうしても世間にマリリンを自慢!?
したくなってしまったのでしょうか。。

マリリンの目線ではなく、コリンの目線で
ストーリーが展開されていくのが見所。
女性はどちらかというと現実的ですが、
男性目線で描かれたマリリンは
存在そのものがファンタジー。

sub1_large3.jpg

マリリン役のミシェル・ウィリアムズが
本当に可愛くって
女優とプライベートが切り替わるところなど、
マリリン・モンローの実生活は
こんな感じだったのかな?

コリンを演じたエディ・レッドメインも
お坊ちゃま育ちで頼りなさ気な年下男子を
上手く演じていますね。

「ハリー・ポッター」シリーズ
主演のハーマイオニーこと、
ルーシー役のエマ・ワトソンにも注目!
ぐっと、大人になった姿が魅力的♪

sub3_large5.jpg


1956年、ローレンス・オリビエが監督・主演を務める
映画「王子と踊子」に出演するマリリンの撮影風景が舞台。

世間の風潮では、
スタイルは良いけど、ちょっとおバカ。
そんなマリリンのレッテルを覆すような、
私たちがスクリーンを通して観ている
マリリンとは別の顔がたくさん。

映画の中に登場する
ケネス・ブラナーが演じているけれど、
ローレンス・オリビエらしい
男優さんゆえの“美”意識や
“老い”への翳り、愁いの演技が素晴らしい。

ヴィヴィアン・リー、マリリンの旦那様
アーサー・ミラーなど
「王子と踊子」の時代背景に登場する
俳優・女優、車、ファッション、カメラ。。
映画好きには魅力的なシーンがたくさん。


「王子と踊子」の撮影期間だけの恋。
映画の中で流れる
ナット・キング・コール<枯葉>




二人の恋のゆくえ、
恋のすべてを
表しているようで
素敵すぎて、涙、ナミダ、なみだ。。




 2012.7.7 部活動(トーキョー女子映画倶楽部) @FIORIA GINZA
















img031.jpg
原題:My Week with Marilyn

監督:サイモン・カーティス 脚本:エイドリアン・ホッジス
原作:コリン・クラーク

製作:デヴィッド・パーフィット
   ハーヴェイ・ワインスタイン

出演:ミシェル・ウィリアムズ ケネス・ブラナー
   エディ・レッドメイン ドミニク・クーパー
   ジュリア・オーモンド ゾーイ・ワナメイカー
ダグレイ・スコット エマ・ワトソン
ジュディ・デンチ トビー・ジョーンズ
デレク・ジャコビ フィリップ・ジャクソン



******************************


 8.3(金)Blu-ray&DVDリリース/レンタル同時開始♪


<セルだけのスペシャル特典>
*監督コメンタリー 
*ミッシェル・ウイリアムズ スペシャルインタビュー(11分)
*マリリン・モンロー誕生秘話(19分)
*ソングシーン(2分) *予告編集(6分)














にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【 2012/07/07 22:03 】

イギリス映画  |

ゴーストライター

“心”でミステリーを咀嚼する

gost.jpg

映画は製作費の高額さや
素晴らしく粒ぞろえな俳優陣、
VFXやアクションの凄さなどで評価される。
しかも、「超話題作」と冠つきなのは
大概はマスコミが作ったキャッチ。
もちろん制作費に見合った
素晴らしい作品も多々あるけれど、、

g7.jpg

『ゴーストライター』は
あまり宣伝されてなかったようですが、、
大好きな心に残る映画のひとつ
『戦場のピアニスト』の監督
ロマン・ポランスキーの作品。
監督の作品だから観たかったのもあるけれど、
興味を惹かれたのは
なんと言ってもタイトルの
“ゴーストライター”
そう、私も編集の仕事をしていて
実はゴーストライターをしたことがあるからです。
ゴーストライターとは
書籍や脚本を本人の代わりに
編集または代筆原稿を書くこと。
ゴーストライターは
自分の名前を明かすことはないのです。

g6.jpg

この映画のストーリーは
元英国首相(ピアース・ブロスナン)の自叙伝を
リライト(編集)する仕事を依頼された
ユアン・マクレガー演じるゴーストライターが、
原稿の執筆が進むにつれて、元英国首相を取り巻く陰謀や
政治的スキャンダルやCIAなど、謎解きを進めていくうちに
自らも事件に巻き込まれていくサスペンス。

g8.jpg

しかし、
奇をてらった暴動やアクション
大どんでん返し劇などはなく
薄暗く、寂しく、美しい雨の降る
孤島でストーリーは淡々と展開。

g9.jpg

スクリーンに映るのは、ほとんどユアン。
彼の目線でミステリーを紐解いていくのです。
そこが、近年に観てきた映画と違うところ。
彼とスクリーンを観る自分が探偵になり
静かに距離を縮めてくる影の存在に
ドキドキするのです。

g2.jpgg3.jpg
g4.jpgg10.jpg

もうすぐ80歳を迎える
ロマン・ポランスキー監督。
歳を重ねてきたからできる
熟成された映像美とプロット。
英国VS米国の皮肉劇。
ラストシーンのなるほどな意味など^^。。

観終わってからも
回想してしまう映画。

劇中のアレクサンドル・デスプラの
音楽もよいです。。

gga.jpg
原題:THE GHOST WRITER

監督・脚本 ロマン・ポランスキー
原作・脚本 ロバート・ハリス

出演 ユアン・マクレガー ピアース・ブロスナン
   キム・キャトラル オリヴィア・ウィリアムズ
   トム・ウィルキンソン ティモシー・ハットン


配給:日活 フランス・ドイツ・イギリス合作映画 2010年




2011.9.14 @チネチッタ

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

【 2011/09/14 23:49 】

イギリス映画  |

007 カジノ・ロワイヤル

今まで一度も描かれたことのない、
見たことのなかったジェームス・ボンドの誕生秘話。
そして、封印された最初で最後の愛の軌跡。
その謎が今解き明かされる・・・。

6代目ボンド役のダニエル・クレイブの
バハマの波打ち際から現れる見事な裸体!に赤面。
実年齢が私と1つ違いと聞いて、またまたびっくり!
ブロンドの俳優をボンドとして起用するのが初めてだそうで
透明で淡いブルーの瞳も歴代のボンドにはない魅力。
070527_1113~01

007シリーズは男臭いアクション系にカテゴライズされがちなのが、
この作品では美しい景観と洗練されたファッション、
女性に共鳴を呼ぶ悲恋なストーリーもあり・・・。
エヴァ・グリーンの何処までも深いオリエンタルな瞳に引き込まれ
ボンドならずとも誰もがその魅力に虜になってしまうほどに美しい。
ヌーヴェル・ボンドとしての格付けを保証された
作品になるのではないでしょうか?

オープニングクレジットのクラシカルとモダンが融合された
トランプのモチーフデザインもカッコイイですね~。

 2006.12.16 @109シネマズ 港北

007 カジノ・ロワイヤル (初回生産限定版)007 カジノ・ロワイヤル (初回生産限定版)
(2007/05/23)
ダニエル・クレイグ; エヴァ・グリーン; マッツ・ミケルセン; カテリーナ・ムリーノ; ジュディ・デンチ; ジェフリー・ライト; ジャンカルロ・ジャンニーニ

商品詳細を見る


原題:Casino Royale

監督:マーティン・キャンベル 原作:イアン・フレミング
脚本:ニール・パーヴィス、ポール・ハギス

出演:ダニエル・クレイブ、エヴァ・グリーン

配給:ソニーピクチャーズ エンターテイメント 2006年/イギリス


** STORY **

英国謀報機関(MI6)から殺しのライセンス“00”ダブルオーに
昇格したジェームス・ボンド(ダニエル・クレイブ)。
Read more>>

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

【 2006/12/16 16:00 】

イギリス映画  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |

麦の穂をゆらす風

麦の穂をゆらす風 プレミアム・エディション麦の穂をゆらす風 プレミアム・エディション
(2007/04/25)
キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー 他

商品詳細を見る


原題:The Wind That Shakes the Barley

監督:ケン・ローチ 脚本:ポール・ラヴァティ

出演:キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー

配給:シネカノン 2006年/イギリス・アイルランド・ドイツ・イタリア・スペイン

2006カンヌ国際映画祭パルムドール受賞

** 感想 **

風のそよぐ音がリアルに聞こえてくるような牧歌的で
美しい緑の大地アイルランドの風景が一瞬でかき消される。
ブラック・アンド・タンの残酷な襲撃シーンの数々。
あまりにも残酷過ぎて何度もスクリーンから目を背けてしまう。
平和な暮らしという最も根本的な人間の尊厳を
国の分断が人の心を変えてしまう怖さ。
兄弟や旧知の友人を裏切らなければならない「戦い」。

主題曲であるアイリッシュ・トラッドの名曲
「麦の穂をゆらす風」はアイルランドへのレクイエム(鎮魂歌)。
聴くたびに曲の意味を考え、この映画のシーンを思い出そう。
今も世界各地で起こっているすべての戦いが
いつか鎮まることを願って・・・。

 2006.11.16 @草月会館(試写会)

** STORY  **

1920年 田園風景が美しいアイルランド。
しかし、アイルランド独自の言葉「ゲール語」や
スポーツ「ハーリング」を禁じられている。
見つかれば英国武装警察隊“ブラック・アンド・タンス”に襲撃される。
Read more>>

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【 2006/11/06 19:00 】

イギリス映画  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |

ハイジ

ハイジハイジ
(2006/12/22)
エマ・ボルジャー、マックス・フォン・シドー 他

商品詳細を見る


原題:HEIDI

監督:ポール・マーカス
出演:エマ・ボルジャー、マックス・フォン・シドー

配給:ギャガ・コミュニケーションズ 2005年/イギリス

** 感想 **

あまりにも、小さい頃から絵本、アニメ、舞台で
脳裏に焼きついた感動の作品「ハイジ」。
実写版では、いったいどうなるのだろう?と
ハンカチを用意して泣く準備をして観ました。

アルプスの雄大な景色。
素朴さが愛くるしいハイジ役のエマ。
どんどん話しに吸い込まれ、
おぼろげな幼少の記憶が今新たに
スクリーンの映像とリンクする。
幼い頃の自分の記憶するハイジの物語。

子供の視線では感じなかった
ハイジのおじいさんの「影」の部分や、
ハイジやおじいさんを取り巻く
大人の陰湿な人間関係やしがらみ等。
偏屈だったおじいさんの性格はしだいに
可愛いハイジに対する愛情を育みながら
心が放たれ、周囲の人々との和解へと導く。
ハイジの天真爛漫さは、
周りの人を幸せにするサプリメントなんですね。

ハイジとは対照的なクララは、
とても大人びていて上品なイメージ。
ハイジとクララはお互いの持ち得ない部分を
補うように硬い友情で結ばれていくのです。
この辺りは、幼少の頃の記憶と同じです。

あの意地悪なロッテンマイヤー夫人も健在!
実写版はより凄みがありました!笑。
ペーターはヤギ使いを誇りに思っている
シャイな少年でとっても可愛いのです。
脇役を固める使用人のセバスチャンと、
ハイジと同じ年頃で、亀をポッケに隠し持って、
アコーディオンを弾く少年が
いい味を出しているのです。

もちろん、大きなヤギのチーズ、
屋根裏部屋のわらのベッド、
焼きたての白いパンも出てきます。

映画の後半でクララがハイジの住む
アルプスに訪れる映像が流れると、
「あぁ、もうクライマックスなんだ・・」と。
あの有名な感動シーンです!!

子供の頃に読んだり観たりした名作「ハイジ」。
大人になった今も輝き続ける作品になることでしょう。

2006.7.10 @ヤクルトホール(試写会

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【 2006/07/10 19:00 】

イギリス映画  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。