ヌーヴェル・ヴァーグ独特の世界は今もなお色褪せることはない。 たくさんのCinemaから生まれてくる、それぞれの物語。 “ワタシ”というフィルターを通したCinemaについてのエッセイを綴ります。

プロフィール

sandsachi

Author:sandsachi
2006年3月に出版社を辞め
フリーライター修行中。
試写会を中心に
Cinemaレヴューを更新。

ゴダールの映画
“気狂いピエロ”の
アンナ・カリーナ。

フランソワ・トリュフォーの
落とし子と言われる
ジャン=ピエール・レオ。

ヌーヴェル・ヴァーグな
世界に恋い焦がれ。。

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ハイジ

ハイジハイジ
(2006/12/22)
エマ・ボルジャー、マックス・フォン・シドー 他

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原題:HEIDI

監督:ポール・マーカス
出演:エマ・ボルジャー、マックス・フォン・シドー

配給:ギャガ・コミュニケーションズ 2005年/イギリス

** 感想 **

あまりにも、小さい頃から絵本、アニメ、舞台で
脳裏に焼きついた感動の作品「ハイジ」。
実写版では、いったいどうなるのだろう?と
ハンカチを用意して泣く準備をして観ました。

アルプスの雄大な景色。
素朴さが愛くるしいハイジ役のエマ。
どんどん話しに吸い込まれ、
おぼろげな幼少の記憶が今新たに
スクリーンの映像とリンクする。
幼い頃の自分の記憶するハイジの物語。

子供の視線では感じなかった
ハイジのおじいさんの「影」の部分や、
ハイジやおじいさんを取り巻く
大人の陰湿な人間関係やしがらみ等。
偏屈だったおじいさんの性格はしだいに
可愛いハイジに対する愛情を育みながら
心が放たれ、周囲の人々との和解へと導く。
ハイジの天真爛漫さは、
周りの人を幸せにするサプリメントなんですね。

ハイジとは対照的なクララは、
とても大人びていて上品なイメージ。
ハイジとクララはお互いの持ち得ない部分を
補うように硬い友情で結ばれていくのです。
この辺りは、幼少の頃の記憶と同じです。

あの意地悪なロッテンマイヤー夫人も健在!
実写版はより凄みがありました!笑。
ペーターはヤギ使いを誇りに思っている
シャイな少年でとっても可愛いのです。
脇役を固める使用人のセバスチャンと、
ハイジと同じ年頃で、亀をポッケに隠し持って、
アコーディオンを弾く少年が
いい味を出しているのです。

もちろん、大きなヤギのチーズ、
屋根裏部屋のわらのベッド、
焼きたての白いパンも出てきます。

映画の後半でクララがハイジの住む
アルプスに訪れる映像が流れると、
「あぁ、もうクライマックスなんだ・・」と。
あの有名な感動シーンです!!

子供の頃に読んだり観たりした名作「ハイジ」。
大人になった今も輝き続ける作品になることでしょう。

2006.7.10 @ヤクルトホール(試写会

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【 2006/07/10 19:00 】

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