ヌーヴェル・ヴァーグ独特の世界観は今もなお色褪せることはない。“ワタシ”というフィルターを通した試写会&Cinemaレヴュー

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sandsachi

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試写会を中心に
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フランソワ・トリュフォーの
落とし子と言われる
ジャン=ピエール・レオ。

ヌーヴェル・ヴァーグな
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ユナイテッド93

ユナイテッド93  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)ユナイテッド93 (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)
(2007/09/13)
シェエン・ジャクソン.ジョン・ロスマン.クリスチャン・クレメンソン

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原題:United 93

監督・脚本:ポール・グリーングラス
制作:ティム・ビーヴァン、
    エリック・フェルナー、ロイド・レヴィン
出演:コーリイ・ジョンソン 、 デニー・ディロン 、 タラ・ヒューゴ 、
    サイモン・ポーランド 、 デヴィッド・ラッシュ

配給:UIP  2006年/アメリカ

** 感想 **

「おもしろかった!」という感想は不適切だ。
映画館のシートがユナイテッド93便のシートに変わり
2001年9月11日にテイク・オフ!!

お茶の間のTVに突然映し出された
映画のワンシーンのような映像。
ワールド・トレード・センターにハイジャックされた
2機目のユナイテッド175便が突入する
現実とは信じられない光景。・・・2001.9.11 を振り返る。

あれから5年。
「9.11」の惨事が“映画”というカテゴリーに
今まで取り上げられなかったのは何故だろう・・・。
娯楽色の高い“映画”にふさわしいのか?
世界を震撼させた事件を軽視していないか?
残された遺族の方々の気持ちは?

監督・脚本を手がけたポール・グリーングラスは、
「この作品の目的は辛い事件を探求すること。
亡くなった方々をはじめとする全てのことに
敬意を払って制作した“信じられる真実”である。」と語っている。

スクリーンの幕開けと同時に映像は
ユナイテッド93便が離陸体制。
「旅は道連れ」という言葉通り、
旅行中は移動の乗り物で隣り合わせた
見ず知らずの人にも気軽に
「どこから来たのですか?」と声をかけれるから不思議。
「旅は道連れ」の隣席の人と
「人生の終焉」を一緒に迎えることになるとは
夢にも思わなかったことだろう…。

ハイジャックされた殺気立つ機内で
自分の命の終わりを確信した時、
真っ先に誰の顔が思い浮かぶだろうか?
最後に伝えたい言葉は?
目を覆いたくなるような阿鼻叫喚の映像。
すべてが真実と思うほどに切なくなり、
涙でスクリーンが歪む。

「この映画から目をそむけてはいけない・・・。」

そう自問自答しながら事実を受け入れていく。
大切な人への想いを踏み台として、
テロリストに果敢に立ち向かう40人の乗員乗客。
命の最期の一瞬までも戦い続けた勇気ある行動。
「ユナイテッド93」を観ることによって真実を知り、
彼ら亡き後は、事実を継承していくことで、
40人の犠牲者の精神が永遠に不滅となることでしょう。

遺族の方々は、キャスティングが決まってから、
今は亡き愛する人を演じる俳優と密に情報交換をして、
信頼関係を築いていたそうです。
辛くて悲しい惨事を封印したいと思う一方、
時を刻むごとく、この事件が忘れ去られてしまわないように。
遺族の方々にとって「二度と見たくない。」から
「2001年9月11日に命を失った人へ捧げるオマージュ」へ。
それは勇気と未来ある作品となるのです。

2006.7.19 (試写会)
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テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【 2006/07/19 19:00 】

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