ヌーヴェル・ヴァーグ独特の世界観は今もなお色褪せることはない。“ワタシ”というフィルターを通した試写会&Cinemaレヴュー

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ヌーヴェル・ヴァーグな
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パフューム ある人殺しの物語

パフューム スタンダード・エディションパフューム スタンダード・エディション
(2007/09/07)
ベン・ウィショー.レイチェル・ハード=ウッド.アラン・リックマン.ダスティン・ホフマン

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原題:Perfume -The story of a murderer

監督:トム・ティクヴァ 
原作:パトリック・ジュースキント著
音楽:サイモン・ラトル&ベルリンフィル

出演:ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン

配給:ギャガ・コミュニケーションズ 2006年/ドイツ

** 感想 **

全裸の男女がウヨウヨトと蠢く「パフューム」の予告篇。
映像を一度見たら衝撃的で忘れられない。
期待通り、上映2時間半すべてが狂気と驚愕の連続。
人を殺しているのに残酷に思えない。

「香水」の調合のためならば・・・と自分の脳細胞が
殺人→美学へと進化してしまう。
バティストが香りを嗅ぎ分け、鼻を「クンクン」すれば
私も一緒に鼻を「クンクン(笑)」
“音で香りを奏でる”というベルリンフィルの
ニクイ演出で更に想像力を高め馨しく匂いたつ。

ダスティン・ホフマン演じる香水調合師が
「香水は音符と和音(ハーモニー)だ。」というのも頷ける。
ホラーやサスペンス映画のカテゴライズとは異なり
「ファンタジックな殺人物語」であり
良い意味で期待を裏切る芸術度の高い作品に仕上がっている。

“パフューム”とは、人口的に調合した香りではなく
生き物の個々を識別し、この世にその存在を認知させるもの。
“好みの人”は、無意識のうちに本能で遺伝子を選び
その人の体臭を嗅ぎ分けているのかもしれません。
体臭を一切もたず、この世に存在を認められない人が
“この世にあってはならないパフューム”を造り出す。
バティストが調合した“世界の人々をひれ伏すパフューム”
いったい、どんな香りがするのでしょうか・・・。

10万人に1人の才能と囁かれている
新鋭イギリス人俳優ベン・ウィショーの
愛と無縁な男の演技にも大注目!

 2007.2.15 @厚生年金会館(試写会)

** STORY **

18世紀パリの悪臭放つ魚市場で
バティスト・グルヌイユは産み捨てられる。

香りに異常なまでに執着し、数メートル先の香りまで
嗅ぎ分けてしまう天才的な鼻を持つ。
偶然、街で出会った女性の香りにとり憑かれ
香水調合師に弟子入りするも満足できず
独創的な調合へと発展する。
その頃、パリは美しく若い女性ばかりが髪を刈り取られ
全裸死体で発見される奇怪事件で震撼。
犯人は、一切の体臭をもたない
この世の存在すら認められない
誰を愛することも
誰からも愛されることのない男だった。
そして、全ての人をひれ伏す香り
罪や罰をも覆す香水とは・・・。

1985年パトリック・ジュースキント著
「香水-ある人殺しの物語-」が出版され
1500万部をヒットしたベストセラーを映画化。

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テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【 2007/02/15 19:00 】

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